見た目の「正しさ」よりも
重力の適応の観点から
「適切」を考える

重力への適応を考慮しながら
骨格や関節のコントロールしよう
とするときに

生まれる動きの質感が
Natural Quality of Movementです。

僕が元々ダンサーだからかもしれませんが、人が機能的に動いている時の動きの質感に美しさを感じます。いわゆる「曲線美」のようなフォルムとしての美しさ、という話ではなくインナーユニット(コア)が上半身の重みを作りつつ、インナーマッスルか関節の動きを制御している時に生まれる質感で、体を内観し丁寧に体を扱おうとした時にはじめて生まれます。

本来「質感」とは手触りのような、触れられるものについての言葉の表現ですが、動きの見た目に「しっとり、なめらかな」と言いたくなるような動きのため、あえて質感(quality)と表現しています。

その質感のある動きを生み出すために必要なことは、

  • 体に所有感や操作感を生み出すこと
  • 各部位が体幹と繋がる感覚を生むこと
  • 「重さ」や「力」を伝達させる、コントロールしようとする意識を持つこと

がポイントとなります。

この「質感のある動き」を生み出せるようになること≒「重力を味方につけて直立二足歩行を実現し、負荷が少なく力の発揮を行えること」とも言えますし、身につけていく過程は関節や骨格ポジションを整えていくことでもあるため、肩こり・腰痛・ひざ痛などの不調の改善、スタイルアップ、パフォーマンスの向上などインストラクターやトレーナーをしていく上でクライアントに求められることに繋がっていきます。

インストラクターやトレーナーの業界では、体を扱うのだから体のことを知りましょう、と解剖学をまず学ぼうとします。ただ参考書が難解だったり、専門用語に対する苦手意識が生まれやすく、さらに地球上では逃れることのできない重力をどう扱うかという観点が抜け落ちやすいため、「実際の現場で知識をどのように使えばよいか分からない」といったことが多々生じます。

こういった実情を理解した上で、運動指導者がどのように人の体を理解しておくべきか、凝縮してまとめたものが僕のオンライン講座であり、NQMの土台です。

「様々なWSやセミナーなどを受講したけれど、知りたいことが中々満たされない」「現場で解剖学に則ったレッスンを意識しているけれど効果に繋がりにくい」「指導者としていつもどこか不安がある」という方は、一度受講してみてほしいなと切に思います。

そして、僕の考え方に共感できる方向けに継続的により理解を深めていくためのコミュニティもあり、現在約100名の方がご参加頂いています。運動指導者として成長し自由にセッションやレッスンをしていくためには理論を知るだけでは足りません。

「知る」「見る」「感じる」「考える」を通してムーブメントを解釈し、「遊び心」を持って日々取り組むことが、自由なセッションやレッスンであり効果の高いものとなっていきます。

そういったことをコミュニティ限定の勉強会やオンラインの質問会などを通してサポートしています。また、現在京都と東京で不定期に募集される海野のパーソナルセッションの優先案内も随時行なっています。僕個人の考え方ですが、セッションやレッスンに正解はありません。ただ自由にお互い心地良く、そして効果のあるものを提供していきたい。

いわゆる「メソッド」ではなく
イズム」を。
僕の一方通行のシェアではなく、
最終は皆さんとムーブメントを
クリエイトしていきたい。
そういった想いのある方たちと
ご一緒できることを
楽しみにしています。

インストラクター

トレーナーとしての
土台を学びたい
NQMを深めたい
自己実践
自己探求

CONCEPT PARTNER

コンセプトパートナー

Nagi

  • NAGI TAKAHASHI PILATES ACADEMY
    ディレクター
  • Pilates Studio Rebirth 代表

PMA認定主要団体等で資格取得後、同団体の教育者としてピラティスの国内普及に貢献したのち、独立。東京恵比寿に拠点となるスタジオをオープンする。インストラクターとして、国内外のカンファレンス等にて世界規模での指導を展開する一方、海外資本の業界最大手オンラインサービスでも日本人初の講師としてレッスンを担当する。

2020年よりスタートした高橋ナギによるピラティスインストラクターの為のオンラインCPDを皮切りに、インストラクター養成コースNagi Pilates Academyを2021年より開校。世界レベルで自身と共に活躍する指導者を輩出するべく後進育成に尽力している。